iPad Airの保護フィルムを探すと、「iPad Air 11インチ用」「10.9インチ用」「第4世代・第5世代対応」など、さまざまな表記の製品が見つかります。iPad Airは世代によって画面サイズや前面カメラの位置が変わっているため、名前だけで選ぶと、サイズやカメラ部分の切り欠きが合わないことがあります。
本記事では、iPad Airの世代ごとの画面サイズとカメラ位置の違いを整理し、手元のモデルの確認方法と、合う保護フィルムの種類の選び方を解説します。学校で使われることの多い無印iPadについては、学校用iPad(第10世代・A16)の保護フィルム選びで紹介しています。
- iPad Airの保護フィルムは世代の確認から始める
- iPad Airに合う保護フィルムの種類
- iPad Airの保護フィルムを選ぶときの確認点
\ ご相談に必要な情報がまだそろっていなくても大丈夫です /
端末の型番・写真・寸法は、分かる範囲でお知らせください
iPad Airの保護フィルムは世代の確認から始める
iPad Airの保護フィルム選びで最も大切なのは、手元のiPad Airがどの世代かを正しく確認することです。世代ごとの違いを押さえておきましょう。
- iPad Airの世代と画面サイズの変化
- モデル名と世代を確認する方法
- 前面カメラの位置の違いとフィルムの切り欠き
- ホームボタンとトップボタンの違い
iPad Airの世代と画面サイズの変化
Appleが公開しているモデルの情報によると、iPad Airは、2019年の第3世代が10.5インチ、2020年の第4世代と2022年の第5世代が10.9インチのディスプレイを採用していました。2024年に登場したM2搭載モデルからは、11インチと13インチの2つのサイズが用意され、2025年のM3搭載モデル、2026年のM4搭載モデルにも、11インチと13インチが引き継がれています。
第3世代は、画面の下にホームボタンがあるデザインで、第4世代以降は、画面の周りの縁が細い全面ディスプレイのデザインに変わりました。そのため、第3世代用と第4世代以降用の保護フィルムは、形が大きく異なり、互換性はありません。
10.9インチと11インチは数字が近いため、同じフィルムが使えると考えてしまいがちですが、前面カメラの位置などが異なるため、対応世代が明記された製品を選ぶことが大切です。13インチモデルは、iPad Airの中で最も大きな画面になるため、10.9インチや11インチ用のフィルムとはまったく大きさが異なります。
このように、iPad Airは世代によって画面のサイズとデザインが変わっているため、保護フィルムを選ぶ前に、必ず世代を確認しましょう。
モデル名と世代を確認する方法
手元のiPad Airの世代は、本体の「設定」アプリから「一般」を開き、「情報」を選ぶと表示される機種名で確認できます。機種名に「iPad Air(第5世代)」や「iPad Air 11インチ(M2)」などと表示されていれば、それが世代を示しています。
機種名が表示されない場合や、本体が手元にない場合は、モデル番号から調べる方法もあります。AppleのiPadのモデルを識別するページでは、モデル番号や外観の特徴から、iPadの世代を見分ける方法が紹介されています。モデル番号は、本体の背面に小さな文字で記載されている場合もあります。
中古で購入したiPad Airや、会社や学校から貸与されたiPad Airでは、購入時の情報が分からないこともあります。その場合でも、設定画面やモデル番号から確実に世代を確認できるため、保護フィルムを選ぶ前に調べておきましょう。
確認した世代とモデル番号は、メモに残しておくと、ケースやキーボードなどのアクセサリーを選ぶときにも役立ちます。
前面カメラの位置の違いとフィルムの切り欠き
iPad Airの保護フィルムを選ぶうえで見落としやすいのが、前面カメラの位置です。第4世代と第5世代は、iPadを縦向きに持ったときの上部、つまり短辺側に前面カメラがあります。一方、2024年以降の11インチと13インチのモデルは、iPadを横向きにしたときの上部、つまり長辺側に前面カメラが配置されています。
保護フィルムの中には、前面カメラの位置に合わせて切り欠きや穴を設けている製品があります。カメラの位置が異なる世代のフィルムを貼ると、切り欠きの位置がずれてカメラを覆ってしまい、ビデオ通話や写真の写りに影響することがあります。
切り欠きのない保護フィルムの場合でも、カメラの部分をフィルムが覆うことになるため、フィルムの透明度や表面の仕上げによっては、写りがわずかにぼやけることがあります。ビデオ会議やオンライン授業で前面カメラをよく使う場合は、カメラ部分の処理にも注目して選ぶとよいでしょう。
貼り付けた後は、前面カメラを起動して、写りに問題がないかを確認しておくと安心です。
ホームボタンとトップボタンの違い
iPad Airの第3世代は、画面の下にホームボタンがあり、指紋認証のTouch IDもホームボタンに組み込まれています。第3世代用の保護フィルムは、ホームボタンの部分を避けるように穴が開いているか、ホームボタンの手前までの大きさになっています。
第4世代以降のiPad Airは、ホームボタンがなくなり、Touch IDは本体の上部にあるトップボタンに搭載されています。そのため、画面に貼る保護フィルムがTouch IDの動作に影響することは基本的にありません。指紋認証の使いやすさを気にせずに、画面の保護に適したフィルムを選べる点は、第4世代以降の利点といえます。
ただし、ケースやカバーを組み合わせる場合は、トップボタンの周りが覆われて押しにくくならないかを確認しておきましょう。トップボタンでの指紋認証は、指をしっかりと当てる必要があるため、ケースの形状によって使いやすさが変わることがあります。
このように、世代によって認証の方法も異なるため、世代の確認は保護フィルムだけでなく、ケース選びにも役立ちます。
iPad Airに合う保護フィルムの種類
世代を確認したら、次は使い方に合う保護フィルムの種類を選びます。iPad Airは、動画視聴からイラスト、仕事の資料作成まで幅広く使われるため、主な用途を思い浮かべながら選びましょう。
- ガラスフィルムは見え方と傷への強さを重視する人向け
- PETフィルムや反射防止タイプは軽さと見やすさで選ぶ
- ペーパーライクフィルムはApple Pencilとの相性で選ぶ
- 覗き見防止やブルーライトカットなどの機能付き
ガラスフィルムは見え方と傷への強さを重視する人向け
ガラスフィルムは、iPad Airの画面に近いつるつるとした質感と、高い透明感が特徴です。表面が硬いため擦り傷が付きにくく、写真や動画を鮮やかに見たい人や、画面本来の質感を保ちたい人に向いています。厚みがあるぶん、貼るときに気泡が入りにくいと感じる人もいます。
一方で、強い衝撃を受けると割れることがあり、割れたまま使うと指を傷つけるおそれがあります。13インチモデルのように画面が大きい場合は、フィルムも大きく重くなるため、貼るときの位置合わせに注意が必要です。
ガラスとPETの違いについては、PETフィルムとガラスフィルムの違いでも詳しく比較しています。持ち運びの頻度や、貼り替えの手間をどこまで許容できるかで選ぶとよいでしょう。
Apple Pencilを使う場合、ガラスフィルムはペン先が滑りやすく感じられることがあるため、手書きの多い人は書き心地もあわせて確認しましょう。
PETフィルムや反射防止タイプは軽さと見やすさで選ぶ
PETフィルムは、ガラスフィルムに比べて薄く軽いため、ケースやキーボードとの干渉が起きにくく、価格も抑えやすいのが特徴です。光沢タイプのほか、映り込みを抑える反射防止タイプなど、表面の仕上げの選択肢も豊富です。
反射防止タイプは、窓際や照明の強い場所でiPad Airを使う人に向いています。映り込みが抑えられるため、画面が見やすくなり、指紋も目立ちにくくなります。ただし、画面がやや白っぽく見えることがあるため、写真や動画の鮮やかさを重視する人は、光沢タイプと比べて選ぶとよいでしょう。
PETフィルムは、ガラスフィルムよりも表面が柔らかいため、使い方によっては擦り傷が付きやすく、貼り替えの頻度が高くなることがあります。その分、価格を抑えやすいため、定期的に貼り替えることを前提に選ぶ考え方もあります。
薄いフィルムは貼るときに気泡やほこりが入りやすいため、ほこりの少ない場所で、落ち着いて作業することが大切です。
ペーパーライクフィルムはApple Pencilとの相性で選ぶ
iPad AirでApple Pencilを使ってイラストを描いたり、手書きでノートを取ったりする人には、ペーパーライクフィルムが人気です。表面の細かな凹凸がペン先に適度な抵抗を与え、紙に書いているような感覚に近づけられます。
ただし、ペーパーライクフィルムは画面がやや白っぽく見えたり、ペン先の摩耗が早まったりするというデメリットもあります。動画視聴や読書にも使う場合は、書くときだけ付けられる着脱式のペーパーライクフィルムも選択肢になります。
iPad Airは、世代によって対応するApple Pencilの種類が異なります。手元のiPad Airでどのペンが使えるかは、Appleの互換性の情報で確認しておきましょう。学校の授業でApple Pencilを使う場合のフィルムの比較は、学校iPadのApple Pencil用フィルムの比較で紹介しています。
書き心地の好みは人によって大きく異なるため、可能であれば店頭のサンプルで試してから選ぶと、購入後のミスマッチを減らせます。
覗き見防止やブルーライトカットなどの機能付き
電車の中やカフェ、オフィスなど、人の目がある場所でiPad Airを使う機会が多い場合は、覗き見防止フィルムを検討する人もいます。斜めから画面を見えにくくする効果がありますが、正面から見ても画面がやや暗く感じられることがあり、iPad Airを縦向きと横向きで回転させて使う場合は、見えにくくなる方向が変わる点にも注意が必要です。
ブルーライトカットフィルムは、画面の色味を暖色寄りにするフィルムです。健康への効果をフィルムだけに期待することはできませんが、青白い画面がまぶしく感じる人には選択肢の一つになります。iPadには画面の色味を暖色寄りにする「Night Shift」の機能もあるため、まずは設定で試してみるのもよいでしょう。
機能を重ねるほど、画面の見え方への影響は大きくなりやすいため、最も重視する機能を一つに絞って選ぶと、使い始めてからの違和感を減らせます。
機能付きのフィルムは、対応する世代が限られていることもあるため、対応表をよく確認してから購入しましょう。
iPad Airの保護フィルムを選ぶときの確認点
保護フィルムの種類を決めたら、購入前に、対応世代の表記やケースとの組み合わせなど、いくつかの点を確認しておきましょう。
- 対応世代の表記を正しく読み取る
- ケースやキーボードとの干渉を確認する
- 13インチモデルに貼るときの注意点
- 学校や職場で複数の世代が混在する場合
- よくある質問
- まとめ
対応世代の表記を正しく読み取る
iPad Airの保護フィルムの販売ページには、「iPad Air 11インチ(M2/M3)対応」「iPad Air 第4世代・第5世代対応」のように、対応する世代が記載されています。手元のiPad Airの世代が、この表記に含まれているかを必ず確認しましょう。
注意したいのは、「iPad Air 11インチ対応」のように、サイズだけで書かれている場合です。11インチのiPadには、iPad Air以外にもiPad Proや無印のiPadのモデルがあり、それぞれ画面の大きさや形が異なります。製品名に「iPad Air」と明記されているか、対応する世代まで書かれているかを確かめることが大切です。
新しい世代が発売された直後は、前の世代用のフィルムがそのまま使えるかどうか、情報が出そろっていないこともあります。対応表に新しい世代が含まれていない場合は、販売元に問い合わせるか、対応が明記された製品が出るのを待つほうが安全です。
レビューを参考にする場合も、同じ世代のiPad Airで使った人の評価を確認すると、自分の端末での使い勝手を想像しやすくなります。
ケースやキーボードとの干渉を確認する
iPad Airをケースやキーボードと組み合わせて使う場合は、保護フィルムとの干渉に注意が必要です。画面の縁を覆うタイプのケースと、画面いっぱいの大きさのフィルムを組み合わせると、フィルムの端がケースの縁に押されて浮くことがあります。厚みのあるガラスフィルムでは、特にこの干渉が起きやすくなります。
キーボード付きのケースを使う場合は、閉じたときにキーが画面のフィルムに当たらないかも確認しておきましょう。キーの跡がフィルムに付くと、画面の見え方に影響することがあります。ケースのメーカーが推奨するフィルムがあれば、参考にするとよいでしょう。
すでにケースを持っている場合は、ケースの縁から画面までの幅を測っておくと、干渉しにくい大きさのフィルムを選びやすくなります。販売ページに「ケース干渉しにくい」と記載されている製品は、画面の端から少し内側までの大きさに作られていることが多く、ケースとの相性を優先したい場合の候補になります。
ケースを後から購入する予定がある場合は、フィルムとケースを同時に検討すると、組み合わせの失敗を避けやすくなります。
13インチモデルに貼るときの注意点
iPad Airの13インチモデルは、画面が大きいため、保護フィルムを貼る作業の難しさも増します。フィルムが大きいほど、位置合わせのずれが目立ちやすく、貼る途中で空気やほこりが入りやすくなります。ガラスフィルムの場合は、重さもあるため、片手で持ちながら位置を合わせるのが難しいこともあります。
大きなフィルムを貼るときは、位置合わせ用の枠やガイドが付属している製品を選ぶと、作業がしやすくなります。貼る前に、フィルムを画面の上に置いて位置を確認し、マスキングテープで片側を固定してから貼り進める方法も効果的です。
13インチモデルは持ち運ぶ際に机の角などに当たりやすく、画面に傷が付く機会も多くなりがちです。持ち運びが多い場合は、画面を覆うケースと保護フィルムを組み合わせて使うことをおすすめします。
貼り付けに自信がない場合は、店頭の貼り付けサービスを利用するのも一つの方法です。
学校や職場で複数の世代が混在する場合
学校や職場で複数台のiPad Airを使っている場合は、導入時期によって世代が混在していることがあります。同じ「iPad Air」でも、第5世代と11インチ(M2)以降のモデルでは、合う保護フィルムが異なるため、一律に同じフィルムを発注すると、サイズやカメラ位置が合わない端末が出てしまいます。
複数台に保護フィルムをそろえる場合は、まず端末ごとに機種名とモデル番号を確認し、世代ごとの台数を一覧にまとめましょう。一覧があれば、世代ごとに必要なフィルムの数を正確に発注でき、貼り替えの際にも迷わずに済みます。
フィルムの種類は、利用者の使い方に合わせて選びます。Apple Pencilを多用する部署と、閲覧が中心の部署で種類を分けるといった判断もできます。代表的な数台で試し貼りを行い、見え方や書き心地を確認してから全台に広げると、導入後の不満を減らせます。
頑丈なケースに合わせた特殊な大きさが必要な場合など、既製品が合わない端末があるときは、機種名と世代、実測寸法、台数を整理したうえで、相談先を検討する方法もあります。
| モデル(発売年) | ディスプレイ | Touch IDの位置 | 前面カメラの位置 | 保護フィルム選びの注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 第3世代(2019) | 10.5インチ | ホームボタン | 縦向きの上部 | ホームボタン部分の形状に合う専用品を選ぶ |
| 第4世代(2020)・第5世代(2022) | 10.9インチ | トップボタン | 縦向きの上部 | 第4・第5世代対応の表記を確認する |
| 11インチ(M2:2024/M3:2025/M4:2026) | 11インチ | トップボタン | 横向きの長辺側 | 10.9インチ用と混同せず、対応世代を確認する |
| 13インチ(M2:2024/M3:2025/M4:2026) | 13インチ | トップボタン | 横向きの長辺側 | 大判のため位置合わせとケース干渉に注意 |
※モデルの情報は、Appleの「iPadのモデルを識別する」ページの記載をもとに整理しています。最新の情報はAppleの公式情報で確認してください。
よくある質問
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まとめ
iPad Airの保護フィルムは、世代によって画面サイズや前面カメラの位置が異なるため、世代の確認が最も大切です。選ぶ前に、次の点を確認しておきましょう。
- 「設定」の「情報」やモデル番号で、iPad Airの世代を確認する
- 10.9インチと11インチ、カメラの位置の違いを混同しない
- ガラス・PET・ペーパーライク・機能付きの中から用途に合う種類を選ぶ
- 対応世代の表記と、ケースやキーボードとの干渉を確認する
- 複数台では世代ごとの台数を一覧にしてから発注する
既製品が合わない端末やケースがある場合は、機種名と世代、実測寸法、台数を整理したうえで、相談先を検討してみてください。
\ ご相談に必要な情報がまだそろっていなくても大丈夫です /
端末の型番・写真・寸法は、分かる範囲でお知らせください







